・コンセプト・ラボラトリー 公開セミナー

~人を動かし、組織を成功に導くリーダーシップの核心を学ぶ

ドラッカーから学ぶ 「対人マネジメント」

日程

2025年12月5日(金曜日)9:30 ~ 18:00

 ピーター・ドラッカーの対人マネジメントは、時代を超えて、リーダーたちの指南役としての役割を果たしてきました。このセミナーでは、ドラッカーの理論を実践に落とし込む方法を学びます。ドラッカーの驚くべき知見や洞察を、ドラッカーの書籍からの引用のナレーションと解説を通じて学習して行きます。

 実は、ドラッカーの対人マネジメントは、その革新性の高さから、多くのリーダーや管理職によって理解されないまま時間が過ぎていきました。日本での定着は高いとは言えず、一部の会社で部分的に実践されているのが実態と言えます。ドラッカー理論を理解することによって、受講者のマネジメントは確実に変革を遂げることになります。このセミナーは、対人マネジメントをもう一度復習しようとする企業様や管理職の方々に捧げられています。幅広い階層の方々が、このセミナーを通じて、貴重な学習とスキル向上を体験をされることでしょう。時間短縮のために、参加者同士の協働ワークやロールプレイ等を排除している関係で、他の参加者に気兼ねすることなく受講することができます。

 ドラッカーの対人マネジメントは、部下の主体性を尊重し、彼らの自律性と創造力を活かすマネジメントです。一方、 主体性の発揮を期待される部下達の中には、それをプレッシャーと捉え、場合によっては、うつ病等の心の病を発症するようなケースもあります。ですから、放任的に主体性発揮を期待することは適切なことではないのです。放任主義的なマネジメントは、無責任なだけでなく、部下の精神状態にもネガティブな影響を与えます。自由を与えても、良きマネジメントは実現できません。このセミナーでは、管理職がどのように部下の主体的なマネジメントに関わって行けるかを探求していきます

このコースで得られること/期待される効果

  • リーダーとしての存在感を高め、部下や同僚から信頼されるマインドセットとコミュニケーション法を獲得できます。
  • 時代を超えたリーダーシップの在り方と、持続可能なマネジメントスタイルを獲得できます。
  • リーダーシップ/マネジメントの質の向上を通じて、「部下の生産性」、「チームの生み出す成果」を向上させます。
  • 「組織の風土」、「従業員満足度」を改善します。
  • 起こりがちなハラスメント行動を効果的に抑えることに貢献します。
  • ドラッカーが提唱する「部下の主体性を尊重し」、「強みを活かす」アプローチで、組織のパフォーマンスを向上するマネジメントの哲学を獲得できます。
  • 複数のドラッカーの書籍から、ドラッカーの対人マネジメントのエッセンスを一挙に学習できます。
  • ドラッカーの言葉をナレーションで味わいつつ、学習を効率的に進めることができます。
  • 多くの組織で見失っていた「自己統制のマネジメント」について理解し、他社との差別化を実現できます。

特典

  • 講師の執筆した『ドラッカー 対人マネジメントの教え』(日本橋出版)をプレゼントします。復習にご活用下さい。
  • 管理職によく見られる50の機能不全を集めたカードと、ドラッカーとドラッカーに大きな影響を与えたキルケゴールの言葉を集めたカードを差し上げます。

 

ドラッカーと彼に影響を与えたキルケゴールの言葉のカード、そして典型的な管理職の機能不全行動をPDCAに分けてまとめたカードを提供いたします。

対象者

 ドラッカーは、彼の提唱する対人マネジメントはどのようなレベルの管理職にも適用可能で、組織の種類も問わないことを強調しています。決して上級管理職だけのものではありません。

 課長職から経営者層まで、幅広く受講することができます。

  • リーダーシップとマネジメント力を向上させ、組織により大きな貢献をしたい管理職
  • 組織の活力を高め、より強い組織を築きたいと考えている管理職
  • 部下の指導力の向上を期待されている管理職
  • マネジメントについて考える機会を必要としている管理職
  • 退職者の多い部門の管理職、従業員満足度の低い部門の管理職
  • 人事関係者

 参加者同士のディスカッションやロールプレイの代わりに、思考課題を通じて各参加者が独立して思考を深める経験をします。そのため、他の参加者のレベルや経験の差を気にすることなく参加できます。

テキスト

引用されているドラッカーの言葉は、80以上に及びます。 

プログラム

1. ドラッカー入門

  ・ドラッカーの生きた時代/歴史の背景とマネジメントの誕生

2. 部下のセルフマネジメントの支援

  ・背景にあったキルケゴール哲学/主体性の力/引き起こしたパラダイムシフト

3. 部下の目標設定の支援

  ・部下の主体的な目標設定/ビジョンと戦略、価値観、企業理念の活用

4. 部下の目標設定への関わり方

  ・「目標」、「目的」と「必要条件」/成功のカギを握る「事前ミーティング」

  ・目標設定ミーティングの進め方

5. 部下の職務遂行の支援

  ・観察とフィードバック/ドラッカーによっても語られていたコーチング

  ・私たち(We)をベースにしたドラッカー式コミュニケーション 

6. 部下の動機付け

  ・動機付けの核心としての達成感/内的動機づけの要素/チーム変革の動機付

   け

7. 振り返りの支援と評価

  ・フィードバック分析/振り返り面接の機能不全

  ・強みに焦点を当てた問題点の指導

8.部下の育成

  ・ドラッカーによって語られていた状況対応型のマネジメント

  ・現状の枠を超えさせること

9.管理職に求められること

  ・インテグリティー (一貫性/誠実性/妥協しない態度/倫理)

  ・砕かれたエゴイズム/責任を取る態度

10.行動目標の設定

  ・ストップすることの明確化

 

※ 10モジュール全てにドラッカーの引用が複数紹介されます。

※ 引用数はトータルで80程度に昇ります。

※ 知識を問う質問をするなど、参加者を驚かす運営はいたしません。

ダウンロード
ドラッカーから学ぶ「対人マネジメント」
ドラッカーLAPMパンフレット).pdf
PDFファイル 1.0 MB

講 師

 八木 優市朗  (ヤギ ユウイチロウ)

  コア・コンセプト・ラボラトリー・ジャパン合同会社 COO パートナー・コンサルタント、業務執行社員

 『ドラッカー 対人マネジメントの教え』 (日本橋出版/ディスカバー21)の著者である。

  キェルケゴール協会会員

  ウエスタン・ワシントン大学、経営管理学部修士課程 (MBA) 修了 (1990)

開催要項

※ 次回運営は2026年2月かそれ以降になります。

留意事項

※セミナーのURLは、支払いが確認された後でお送りします。

※領収書(登録番号付き)は教材と一緒にお送ります。

※教材は、参加費の支払い確認後、コース運営日の5日程度前に発送します。

※教材の送り先が会社でない場合は、申込書の「メッセージ」欄に送付先のご自宅の住所等ををお書きください。

 

※緊張を与える質問や運営はいたしません。

※事情がある場合は、カメラをオフにして参加できます。事前にお知らせください。

※参加者によるグループ討議やロールプレイ、発表はありません。

※3~5分の短い休憩を多数取りながら進めます。

※終了時間は18:00になると予定していますが、多少変化します。

※同業他社からの出席はご遠慮をお願いいたします。

参加者申し込みフォームの記入について

 ※ここで頂く個人情報は、今回のコースの運営、運営準備のためにのみ活用するもので 

  す。当社は、お客様からお預かりした個人情報を表記目的のみに利用し、紛失・漏洩

    などが起きないよう、全従業員が責任を持って保護に 取り組んでいます。 

 ※弊社の個人情報保護ポリシーは、記入欄の一番下にある「プライバシーポリシー」を

     クリックしてご確認できます。

 ※個人でご出席の場合は、社名に「個人」とご記入ください。

 ※テキストの送り先がフォームにご記入いただく会社でないケースでは、メッセージ欄

   にテキストお送り先の住所をお書き下さい。

 ※郵便番号と電話番号は半角でハイフンをつけて下さい。

      例 150-0002     03-0000-2222

参加者申し込みフォーム

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