コア・コンセプト・ラボラトリーは、カール・ユング と ピーター・ドラッカーの思索を
通じて、顧客企業の人材の活性化と効率化を実現し、社会に貢献しています。
優秀な管理職の皆様は、ご自身の実行しているマネジメントについて、常に向上の可能性を模索しています。しかし、多くの場合、マネジメントについて何か新しい気づきを持ち、改善していくことは簡単なことではありません。
弊社は複数の協力企業様の管理職と彼らの部下に、質的調査法を用いたインタビューを実行し、マネジメントの実態調査をする経験を持たせて頂きました。そこで得られた知見、特に現場で多発する「機能不全」に関わる情報をセミナーに加えつつ、学習者の気づきを促し、成長を後押ししてきました。
マネジメントの質は部下の活性化レベルを規定し、生産性に大きな影響を与えていきます。マネジメントの質は、「マネジメントの理解と実践」、そして、「管理職個人の成熟性や判断力」の2つの要素で規定されます。弊社は前者のために『ドラッカー対人マネジメントセミナー』を、後者のために『ユングタイプ論セミナー』を用意しています。
ユングの「タイプ論セミナー」の受講は、参加者に無意識の世界に追いやっていた発達の遅れた要素を気づかせ、その気づきを能力開発につなげていきます。結果として、受講者は、どのようなレベルの方であっても、より高い判断力を持つようになり、人材としての価値を高め、組織により大きな貢献を果たすことになります。
多くの会社では、社員の基本能力を高めることを諦め、専門的職務能力のトレーニングだけに頼り勝ちになります。 しかし、様々な階層の様々な役割を持つ社員の方々の基本能力の底上げを実現できる貴重なセミナーが存在します。それがユングの「タイプ論」のセミナーです。
「タイプ論」セミナーの参加者は、人間の理解を楽しみながら、自己の心理的機能についての認識を高めつつ、全体性を生み出しつつ総合的判断力を高めていきます。さらに、様々なタイプの他者に対する共感的対応力を向上させるセミナーです。
このコースを受講すると、「意識」と「無意識」の両面からの自己認知を通じた自己開発、そして、人間の理解を深める貴重な機会を持つことになります。
無意識に送り込まれた要素は、発達を遂げないまま、意識の外で息づいています。これが様々な状況で唐突に意識に噴出し、私たちにネガティブな影響を与えていきます。特に、管理職レベルでこの問題が起こると、経営層には観察しにくい所で、一般社員の士気の低下が生じることになります。
ちなみに、管理職の判断ミスや不注意、ハラスメント等を含む様々な問題行動の大部分がその管理職の無意識の要素の影響を受けて発生しています。そのため、無意識に光を当てない限り、人間はなかなか成長できないのです。ですから、ハラスメント言動は、意識だけに焦点をあてて何回指導しても再発を繰り返し、収束させることができないのです。
このユングセミナーは、自分の強い特性を知り、納得するようなセミナーではありません。むしろ焦点は、あなたの不得意な機能に置かれています。すべての社員様に大きな気づきと改善のヒントを与える人材開発型のセミナーです。このセミナーを受講することで、精神的な成長の他、個人の生産性と組織の生産性を様々な方向から増大することになり、大きな効果を生み出すことができます。
判断力や基本能力の向上のために、楽しみながら受講できるこのコースをご活用下さい。人事関係者の公開セミナーのテスト受講を強くお勧めします。
人間の成長は「経験の量」によって起こるものではありません。「内省の質と量」が問題なのです。どれほど経験を繰り返しても、どれだけ長い間経験しても、成長は起こりません。ユングコースは社員の皆様に最高の内省の機会を与えることになります。
科学的なユング理論を用いて、新しい育成型のフィードバック・プログラムを提供しています。演習は全く用いず、特性調査だけで豊富なフィードバックを含むレポートが届きます。必要な場合は、2時間程度の短い時間を使い、レポートを深く読み込む事を支援するセミナーを行うこともできます。
現在、日本の会社組織と管理職の方々が大きなチャレンジに直面していることをご存じでしょうか? 一つの危機的状況と言っても良いものです。 Y世代、Z世代社員が増加している中で、旧来の管理職中心のマネジメントが機能しにくくなってきているのです。比較的強い主体性を持っている彼らには旧来の指示型の対人マネジメントは機能しにくいのです。日本の平均的企業では少なくとも80%の管理職は管理職中心のマネジメントを展開しています。Y世代との対峙の中で、一部の組織では退職者が相次ぎ、マネジメントの崩壊現象が起こっています。
ドラッカーは、60年以上前に、新しい対人マネジメントの原理、『自己統制のマネジメント』の考え方を発表しました。日本の社会には、伝統的に「共同体精神」や「他者尊重」の精神が存在し、マネジメントのあり方にも影響を与えてきました。パワーや権力だけで人を動かそうとしない傾向があり、これらは、ドラッカー式マネジメントと共有する要素であったのは事実です。
しかし、日本においては、ドラッカーの対人マネジメントはほとんどの管理職の皆様に理解されることなく、長い時間が流れてしまいました。一つの悲劇といっても良い状況です。さらに、日本の良き伝統が少しずつ影響力を失ってくる中で、次第にマネジメントの現場の非効率が目立ってくるようになりました。粗野なマネジメントが目立つようになってきました。今、日本の組織で、ドラッカーの教えの意識化が求められてると言ってよいのです。
一方、限られた数の企業が部下によるセルフ・マネジメント(自己統制)を実現していくことの重要性に気が付き、手を打ち始めています。VUCAの時代とも呼ばれる現代は、変動性Volatility、不確実性Uncertainty、複雑性Complexity、不透明性Ambiguityが高まっており、上級職の具体的指示が機能しない時代に生きています。上級職に必要なことは、他者のコントロール力ではなく、明確にビジョンを打ち出すことと、チームメンバーの主体性を喚起する事だったのです。そして、それを60年以上前から指摘していたのがドラッカーだったのです。
ドラッカーが提起した現代的な対人マネジメントを無視することは、部下の士気や定着に関わりを持っているだけでなく、会社の生産性や全体成果に大きな影響を与えることになります。ドラッカー流対人マネジメントは、決して「経営者」や「上級管理職」だけのものではありません。ドラッカーは、あらゆるタイプの組織で、あらゆる階層の管理職にドラッカーの対人マネジメントの原理が利用できることを主張しています。
いつの時代にも、マネジメントを学ばなくても、優れたリーダーシップや指導力を発揮する人がいます。実は、彼らは、ちょっとした「対人マネジメントの本質」に気が付いていただけなのです。このコースではその「対人マネジメントの本質」と、それに肉付けする情報をドラッカーの言葉と思索を通じて紹介するコースです。受講の翌日から、受講者のマネジメントは確実に変化します。
弊社は、管理職のマネジメントに関わる機能不全のかなり多くの部分が、たった一つの重要な認識の欠如によって生じることを発見しています。このコースはその重要な認識に焦点を当てながら、一日で、対人マネジメントのレビューを終わらせることができます。テキストには80以上のドラッカーの引用を始め、多くの内容を含んでいます。
社員が主体性を持ち、前向きに仕事に関わる職場は価値ある成果を生み出す職場でもあります。対人マネジメントを理解した管理職によってマネジメントされる組織は、活気に満ち、高い成果を生み出す、笑顔の溢れる組織になります。
セールスは、様々な職業の中でも、最も難しい職業の一つです。特に、高額なサービスや商品を扱うセールスは生半可なアプローチでは成功できません。その成功率を向上させるためには、戦略的スキル、戦術的スキル、そして、それらを支える基本スキルが必要になります。このセミナーでは、主体的にセールス活度を進めるために必要な要素をまとめて提供します。
実はセールスに必要なスキルには様々な要素が内包されており、通常、一つのセールス・コースを受講しただけではカバーできないことが多いのです。経験だけに頼ることもできません。
IPSS(革新追求型 戦略的営業セミナー)は、セールス・トレーニングの歴史を1920年代から振り返り、高い成果を効果的に上げるために必要な、重要要素を明確化することから開発が進められました。それて、それらの要素を統合して開発されたコンパクトなコースです。効果的、効率的にセールスの生産性を高めることに貢献します。
この1日コースは、すでにセールス・トレーニングを受講されている方、あるいは長い経験を有する方にとっても、情報整理の良き機会となる事でしょう。特に、2つ程度のセールスコースしか受講した経験のない方にとっては、おすすめできるコースです。また、提供されるシステム(戦略ツール)は、個別の営業管理としても、管理職が指導の際に用いる道具としても、高い効果を発揮することになります。
説明会
弊社では、御社の都合に合わせて、1時間程度で、弊社のトレーニングコースの説明会を実施しています。
その説明会に参加するだけでも「経営」や「対人マネジメント」のヒントが得られる意義のある時間にすることができます。
弊社からはプッシュセールスは致しませんので安心してご利用ください。説明会については、ホームページのご案内をご覧ください。