このコースは管理職向けの『ユング・タイプ論』セミナーです。参加者は管理職の立場に立ちつつこのコースを受講し、自己の意識と無意識の世界の理解しつつ、ユングの『個性化』の世界を探求していきます。判断力を底上げし、管理職に必要な人格を高め、影響力を向上させるセミナーです。仕事の効率と貢献度、人生の質を高めることに資する内容を有しています。
1821年、ユングは「タイプ論」を発表しました。この特性論は、2つの心理的態度(外向性と内向性)と4つの心理的機能をベースに人間の特性を説明した理論でした。4つの心理的機能は、現実をしっかりとらえる感覚機能(センセーション)、洞察で状況を読み取る直感機能(インチュイッション)、心情や価値観、美的感覚をベースに判断する感情機能(フィーリング)、そして論理や合理性をベースに判断していく思考機能(シンキング)で構成されています。そして、それらの心理的機能を特に良く活用する人をそれぞれ、「センサー」、「インチュイター」、「フィーラー」、「シンカー」と呼んでいます。人間の特性をたった四つの要素で見事に説明したユングの4者構成モデルは大きな影響を与え、その後、類似の数多くの理論を生み出すことになります。
ちなみに、「センセーション」と「インチュイッション」、「フィーリング」と「シンキング」は対立要素となっており、この明確な対立構造から、科学性が高く、納得性の高いモデルが生まれます。ユングのタイプ論は、シンプルでありながら、非常に科学性が高く、学習しやすい理論であると言えます。
ユングの特性理論は、彼が探求していた無意識の理論ともつながりを持ちながら、深い内容を持ったものになっています。対立した要素のうち、よく使われ、機能を発達させたものが意識に残り、対立要素は無意識の世界に追いやられることになります。そして、それらは発達することなく、未熟なままの状態を維持します。そして、私達の多くの言動上の問題はこの無意識の世界の要素に関わりを持っています。
無意識に追いやられら要素は、ただ無意識に留まっているのではなく、いろいろな場面で意識に飛び出し、多くの場合それが私達の問題行動につながっていくのです。管理職の問題行動のほとんどは、この無意識の世界に置き忘れている発達の遅れた機能に由来するものなのです。
もちろん、ユングの特性理論(タイプ論)でも自己の強みを理解することの重要性は無視されていませんが、ユングが究極に目指したものは、一人の個人の中で、全ての機能を発達させ、統合させることだったのです。彼は、その過程を「個性化の過程」と呼びました。
ただし、個性化は一つのビジョンとして目指すものであり、完全なる個性化を実現することをユングは求めていませんでした。
Carl Gustav Jung
カール・グスタフ・ユング
1875年- 1961年 スイス生まれの分析心理学者。無意識、深層心理の世界に光を当てた4者構成の特性論をタイプ論として発表し、特性論に対して大きな影響を与えた。CCL Japan では、心理学の研究を多角的に展開していますが、特にユングについて、深い研究を進めています。彼の理論は、管理職トレーニング、セールストレーニング、コミュニケーショントレーニング等で有効に活用されています。
私どもは、管理職の皆様の自己開発のために、ユングの理論が非常に大きな役割を果たすという強い確信を持っています。ユング理論(無意識論+タイプ論)を通じて、自己を理解し、他者を理解し、自己開発や他者対応、さらに部下育成に大きな力を発揮することができるようになります。
ほとんどすべての管理職の方々が持つ『改善が期待される何らかの言動』、例えば対人配慮の不足、現実的対応力の不足、主導力の不足、ハラスメント言動などに解決のきっかけが与えられます。私たちが持つ問題言動の多くは、無意識の世界に置き去りにしている未開発の機能が表面化したものです。ですから、ユングの無意識の研究を理解することを通じて、私たちはより効果的な自己向上や自己開発の機会を得ることができるのです。別の言い方をすれば、無意識の世界に目が向かない限り、ハラスメント言動をはじめとする様々なリーダーシップの機能不全は解決できないのです。
コア・コンセプト・ラボラトリーではユングの理論に忠実になりながら、彼の思索をビジネスに活かせる方法を探求しています。ユングのタイプ論は、他の様々な特性理論と比較し、説得力は群を抜いて高いと判断しています。また、ユングのタイプ論は、単なる分類論でなく、自己開発をにらんだ、「向上と成長のための理論」になっています。彼はこの自己開発を「個性化」という考え方で私たちに示してくれました。「個性化」は、私たちが人格やリーダーシップを高めることと、直接つながりを持つものなのです。ユング自身が人付き合いが悪く、すぐに癇癪を起す性格を持っていました。しかし、彼は次第に温厚な性格を持ち、最後は高潔でユーモアの精神を持ったバランスのとれた人格に変容し、自らの人生を通じて個性化(全体性実現)の過程を示してくれたともいえます。
改善しにくい『問題行動』や『向上が期待される言動』
管理職としてあるいは一人の人間として、すべての人が何らかの『向上が期待される言動』を有しています。中には、ハラスメント言動など、組織にとって、見過ごすことができないものも含まれています。しかし、それらの多くは基本的に改善が難しく、現場では諦めに似た認識を持たれていることが多いといえます。改善が難しい理由は、その原因が無意識の世界に追いやっている発達の遅れた心理的機能にあるからです。ですから、ユング理論を通じて、無意識の世界のメカニズムを理解しつつ、この問題に取り組むことができます。私たちが無意識の世界に追いやっている要素を直視し、光を当てながら、問題行動の改善を目指すことができるのです。
ユングの4者構成の特性理論の発表以後、様々な4者構成の特性論が開発され、現在もトレーニング等で利用されています。しかし、ユングは4者構成の分類だけでなく、内向性と外向性という心理的態度にも着目して理論を構成しています。単なる4者構成だけに着目して開発された理論では、ほとんどの場合、外向性を前提にした理論構成をしています。しかし、日本においては、内向性がかなり多いことが知られています。したがって、日本では、内向性と外向性を含んだユングの理論体系の重要性が特に高いのです。
例えば、ユングから派生してできた多くの特性論では、非常に現実的なスタンスを持っている人は、多くの場合、主張性が高く、押し出しの強い人と単純に理解されることがありますが、ユングでは、内向性でありながら、現実的な視座を持って生活し、仕事をしてる人(内向性センサー)の存在を認めています。口数が少なく、自分を大きくアピールすることはないが、自信を持ちながら堅実な仕事ぶりをする人の中に彼らを見出すことができます。また、外向性であっても、対人関係で支配性を持たない人もいます。このように、現実志向が強い人の中には、支配性を持たず、自然や事物、他者を受け止め、感じ取る耽美派傾向を持つ人さえいるわけです。他の類型論では、しばしは現実的なタイプには「支配性」があると決めつけることがありますが、ユング理論ではこのような決めつけをすることはありません。
また、直感を使って情報を得ていくタイプの人は、ユングから派生した多くの理論では非常に交流感が高く、感情も開放されているイメージを持って説明されがちですが、このような直感型のタイプの人にも内向性は存在するのです。彼らは、人付き合いは良くないものの、遊び心を自分の研究や思索の中で発揮していきます。実は優れた研究者や学者、社内の発明者などの中に、内向性でありながら直感を多用するこのタイプ(内向性インチュイター)の人が多く見出せるのです。
日本で、数多く見られるこのような人たちは、現在活用されている多くの特性論では説明できません。ユングのタイプ論を通じなければ、自分を認識することが困難であるとも言えるのです。
ユングのタイプ論は、善意な気持ちを持った研究者によって図らずも複雑化されてしまった歴史を持っているとコア・コンセプト・ラボラトリーでは考えています。ユング理論として紹介されているいくつかの理論の中には、新たな要素が付け加えられ、複雑化したものも見出されます。また、ユング理論の誤った解釈から、複雑性を高めたモデルも存在します。この複雑さのゆえに、分かりにくいものとなり、応用も効きにくくなります。
しかし、ユングのタイプ論は、明確な対立要素を意識して構成られた大変シンプルな論理構造があり、分かり易いものなのです。しかも深みがあり、私たちがそこから得られるものは極めて大きいのです。ユング以前に、数多くの類型を紹介する類型論が存在しました。しかしユングは、数少ない要素で人間の類型を説明することに成功したのです。私達は、それらの基本的要素をしっかりと理解することで、自分自身や様々な人を深く理解することができるようになります。また、新たな視点や解釈も生み出しやすいのです。このシンプルで、応用性の高いユングの世界を、皆様にお伝えできるセミナーです。
ここで得られる人間の理解、あるいは能力の理解についての方法論は、参加者の皆様が一生涯使える方法論となり、財産となっていくことでしょう。
ユング理論を学習することは、様々な効果を学習者にもたらします。簡単にわかりやすくまとめると以下のようになります。
学習による期待される効果
◇ 自己理解 (意識化の強味の理解)
⇒ 自己理解と人間理解を通じた強みの発揮
⇒ 強みの暴走を避け、自己管理する力の醸成
⇒ 職務遂行力の増大、自己の強味の理解
◇ 自分の影(発達の遅れた機能と態度) の理解
⇒ 影の要素のネガティブな作用への対応
⇒ 能力の全体性の開発(個性化の推進)
◇ 人格の陶冶
⇒ 全体性の開発
◇ 個性化の推進
⇒ 調和のとれた人格の形成
⇒ 判断力、影響力の増大
◇ 影響力の増大
⇒ リーダーシップ、販売力、交渉力の増大
◇ ハラスメント言動の低減、解消
⇒ リーダーシップ、部下育成力
◇ 他者の共感的理解
⇒ 対人対応力の増大
⇒ 部下対応力・育成力の増大
自己実現の理論
管理職がユングを学ぶことを通じて、それぞれの管理職は未開発の機能の活性化に向けて歩み始めます。その結果、単に一管理職の活性化だけでなく、組織に対しても大きなメリットを生み出すことになります。ユングの理論は、単に自分や他者の類型を理解し、対応力を身に着けるだけの理論ではありません。自分が開発を進めていない心理的機能に光を当て、成長を促し、全体性のある自己を実現することをユングはめざしていたのです。別の表現をすれば、ユングのタイプ論は「自己実現の理論」と言えるのです。このコースもそのユングの目的に沿って進められます。
ユングのタイプ論を学習する最大のメリットは、自己のタイプや他者のタイプを理解し、他者に対する対応力を身に着けることではありません。自己のタイプを理解する中で、自分自身が発達を遅らせている要素を理解し、その要素に光をあて、全体性のある自分を育てることが最大の眼目なのです。ユングはその全体性の実現のプロセスを「個性化」と呼びました。このコースの最大の焦点も、参加者の皆様を「個性化の過程」に導き、全体性のある成熟した管理者に導いていくことなのです。全体性を獲得する中で、他者への対応力も身についていきます。
ユングのタイプ論は、多くの類型論と決定的な違いがあることは、ご理解いただけると思います。特に、様々な特性のある部下をマネジメントしたり、他者を育成する責任を持つ管理職は、謙虚なマインドを持ちつつ、すべての心理的機能をある程度発達させることが求められるのです。特定の心理的機能にのみ肯定感を有する人には、マネジメントは難し過ぎる仕事と言えます。
ちなみに、自己のタイプや他者のタイプを知り、異なったタイプに対応することだけに焦点を当てることは、悲劇的な結果を生み出します。多くの場合、自分が強みとするタイプに対する肯定感を増強したり、特定のタイプへの固着化を促すからです。成長するための多くの要素を持ちながら、一部の心理的機能だけについて強い肯定感を持つことは、健全なことではありません。偏った心理的機能に支配されることによって、未熟な機能のネガティブな言動を生み出したり、強く出ている機能の暴走を促進することとなり、それが管理職の問題行動や機能不全、社員としての能力の偏りにつながっていくからです。このような方々は、偏った特性を肯定しつつ、その後の人生を歩むことになります。結果として、その人が持つ向上の可能性、人格の陶冶の可能性を閉ざしてしまう危険性があります。
類型論を学ぶことによるこの逆効果は、実際の組織の中で頻繁に確認されることなのです。知らず知らずのうちに、自己肯定感と偏った特性の固着化という現象が、組織を蝕んでいくことになります。自分と同じ類型を持つ部下を評価し、別のタイプの部下や彼らの見解を否定的に受け止める管理職は珍しくないのです。社員の成長、管理職の成長、そして組織の活性化を考えるときには、どうしても「個性化」の視点を忘れることができないのです。様々な発想を協働させることができる管理職、様々なタイプの才能を活用できる管理職は、大きな変動の中でも組織を成功に導くことができるのです。
ユングのタイプ論は、多くの類型論と決定的な違いがあることは、ご理解いただけると思います。特に、様々な特性のある部下をマネジメントしたり、他者を育成する責任を持つ管理職は、謙虚なマインドを持ちつつ、すべての心理的機能をある程度発達させることが求められるのです。特定の心理的機能にのみ肯定感を有する人には、マネジメントは難し過ぎる仕事と言えます。
管理職にとって、対人対応力を身につけることは重要なことだといえます。部下との対応、上司との対応だけでなく、交渉の現場、販売の現場でも直接役に立つからです。
このコースを受講する中で、参加者は「自己の理解」を超えて、「人間の理解」へと自然に視野が広がっていきます。全体性を身に着けながら、マネジメントやセールス、交渉の場面で特徴を持った人々に共感的に対応していく力も自然に身に付きます。コア・コンセプト・ラボラトリでは、対人対応力を促進するために活用しやすいツール(「ミーティング準備シート」等)を用意し、参加者に使っていただく仕組みを作っています。
管理職用のコースにはユンタイプ論の一般教材と共に、管理職用の補助教材が用意されています。ユングのタイプ論をしっかり理解した後で、各タイプの管理職がマネジメント上、留意すべきことを学習する流れになります。
各タイプの部下育成やチーム作りに関する管理職のためのヒントが含まれています。また、ハラスメントに関わる言動について、ユング心理学の観点から情報を加えています。
自己認知のためのカード
「意識」の暴走から起こる問題言動と「無意識」の要素が引き起こす問題言動、および心掛けをまとめています。
見過ごしがちな、「無意識」の働きによる問題行動がまとまっています。私達の問題行動の大部分はこれが原因となっています。
他者対応のためのカード
それぞれのタイプの良さと共に、それぞれのタイプの持つニーズがまとめられています。
ニーズを明確に認識することで、全てのタイプに対し、共感を持つことができ、共感的な対応力が身につきます。
このコースの受講者には、このコースで紹介されたキーポイントをまとめたB6版の小さなカードが提供されます。内容をレビューし、定着させるために、活用していただくものです。弊社は、学習事項の定着にも様々な形で留意しています。
このコースの、最も基本的な情報を集めたカードです。
管理職向け特性レポート (要別途発注)
この特性レポートには、参加者のタイプに合わせて、マネジメントに関する特徴と今後向上できる可能性のある要素が整理されています。それぞれのタイプが持つマネジメント上の良い特徴よりも、向上できるポイントについてあえて多くの記述がされています。
多くの管理職は能力向上の必要性を自覚していないと言われていますが、このレポートをベースに自己認知を高め、能力向上計画を立てていくことが可能です。課長レベルから、経営者レベルまで活用可能です。管理職の向上を通じて、組織に対し、大きなインパクトをもたらします。
このレポートには、自己開発に向けた多くのアドバイスが書かれています。管理職になってから、もはや誰からも指摘されなくなったことがここには示されています。個々の管理職が個性化を推進することに役立てるために個別に提供されます。
各タイプの成長を説明するカードです。
ユング理論に基づく自己認知とアセスメント
管理職のための
ユング「タイプ論」セミナー (LAPT)
Leadership in Action: Jung's Psychological Types for Managers
●このコースの背景
このコースは、ユング心理学に基づいて、自らをより深く理解し、自己開発の方向性を知り、他者対応スキルも身に付けていくプログラムです。参加者は、自分が有する問題点が主に、無意識の世界に属する要素から来ていることを理解するようになります。ユングが生み出した特性理論を正しく反映したこのコースを通じて、今まで理解しているようで理解することができなかったあなた自身に出会い、理解する機会を得ることができます。その自己理解を基に、自己開発と対人対応力の向上、そしてマネジメント力(リーダーシップ) の向上に結び付けていくプログラムです。ユングの基本理論に忠実に開発されたコースであり、基本理論に修正を加えておりません。
このコースは、単に自己の特徴を知り、他者のスタイルに対する対応力を身に着ける類型論トレーニングではありません。自己理解を、意識と無意識の両面から、オリジナルのユング心理学を使って深く実現する機会を持ちます。更に、私たちが無意識の世界に送り込んでいる発達の遅れた機能を向上させ、全体性のある管理職になることをめざしています。この向上と全体性の実現こそが、ユングが彼の理論の中で目指した究極の目的だったのです。また、様々なタイプの部下や上司、その他の人々との関わり方について、共感的に対応できる力を醸成していきます。
このセミナーでは、部下を持つ者として、また、一人の人間として、あるいは一人のプロフェッショナルとして、深い自己理解を通じ、自己開発について真剣に考える機会が提供されます。また、部下を含む様々なタイプの人々を理解し、効果的な対応力を発揮する方法を学習します。ここで得られる認識やスキルを通じて、マネジメント力、部下対応、セールス活動、交渉等の効率性を高めることができるようになります。
ほとんどの会社では、受講後2週間の間にセルフ・アセスメントレポートを人事部に提出し、コースが終了する形になります。
●このコースの目的
管理職として、また一人の人間として、自己理解を促進し、自己開発及び影響力の向上を図る。同時に、他者の理解を促進し、様々なタイプの人たちへの効果的な対応力を身に付ける。
●このコースの対象者
●このコースの特色
●提供できる価値
●このコースの内容
ユングは、人間には内向性と外向性の2つの心理的態度があることを示しました。そして、心理的機能として、情報入手については、現実的な視点で情報入手するセンセーション(感覚機能)と直観的に入手するインチュイッション(直観機能)という2つの機能が、情報処理については、ロジックを主に使うシンキング(思考機能)と好き嫌いや価値観を主に使うフィーリング(感情機能)があることを示しました。
自らが主に活用している心理機能と自らが無意識の世界に追いやっている未成熟な心理的機能を理解する中で、自分自身をより深く理解することができるようになります。そして、知らず知らずのうちに表出してしまう、ネガティブな言動についても、理解を深めることができます。
このコースの中で管理者としてだけでなく、一人の人間として、向上の機会や対人対応力の向上の機会を得ることができます。
① 無意識の世界の働き
・ 自己理解と無意識の世界
・ 無意識の中の要素を理解する
② 2つの心理的態度(外向性と内向性)
・ 外向性/内向性の特性比較
・ 外向性/内向性の陰で働く心理的作用(補償作用)
・ それぞれの向性が留意すべきハラスメント衝動
・ 心理的態度の補償作用
・ 心理的態度に起因するハラスメント
③ 4つの心理的タイプ
・ センセーション: 五感を使って「情報入手」する機能
・ インチュイッション : 直感・洞察を使って「情報入手」する機能
・ フィーリング: 固有の価値観を使って「情報処理」する機能
・ シンキング : 論理性・合理性を使って「情報処理」する機能
④ 認知的機能 (情報入手機能)
・ センセーション/インチュイッション の比較検討
⑤ 判断的機能 (情報処理機能)
・ フィーリング/シンキング の比較検討
⑥ 補助機能
・ 主要機能を補助する心理的機能
〇 特性調査解説
⑦ 個性化 (自己開発)
・ 個性化の意味すること
・ 個性化の過程 (第一段階~第三段階)
⑧ 無意識の要素への処方箋
・ 留意すべき無意識の要素が持つ未熟な特性
・ 留意すべき意識の要素の機能暴走
<参考>ユング理論から敷衍される夢の実現法
⑨ 個性化にむけたヒント
・ 各タイプへのヒント
・ 信念のブロックの取り壊し (論理療法)
・ 個性化に向けてのプランニング
⑩ 各タイプ/各向性(外向/内向)の強い人が有する外的特徴
・ 表情や目線、話のコンテンツに現れる「タイプ」の特徴
・ 感情や思考、ジェスチャーの開放性に現れる「向性」の特徴
⑪ 各心理的態度と心理的タイプへの対応
・ 対応のポイント
・ 重要面談の準備 (面談準備シートの活用)
⑫ 個性化の進展
・ 個性化を推進するための目標設定
マネジメント/リーダーシップ関係
① 自己理解と他者理解
② 管理職に求められること
③ 管理職の役割と問題行動
・マネジメントの理解不足によるハラスメント行動とその対策
・心理的機能に関わるハラスメント行動とその対策
・心理的態度に関わるハラスメント行動とその対策
④ 各タイプの管理職の個性化に向けたヒント
⑤ 各タイプの部下への対応力
⑥ 留意すべき態度と言葉遣い
⑦ 個性化シート、面談準備シート
●受講者からの声
Zoomセミナーの一コマ。
パートナー・コンサルタント、八木優市朗が担当します。詳しくは「コア・コンセプト・ラボラトリー・ジャパンについて」をご覧ください。
実際の教材とレポートのサンプルを使って、説明をさせていただきます。Zoom あるいは訪問の形で説明会を実施させていただきます。